立花孝志氏のご寄付について｜新着情報｜塚本幼稚園幼児教育学園

2021/01/27ニュース 立花孝志氏のご寄付について

NHKから自国民を守る党 党首 立花孝志氏が、ご自身のYouTube上で塚本幼稚園に8400万円のご寄付をしていただいた件で声明を発表されています。
先日の管財人の休園の発表に引き続き、このような形で塚本幼稚園が世間の注目を集めたことをお詫びします。

最初にお断りいたしますが、塚本幼稚園に多額の寄付を申し出た方々の個人情報については公開を差し控えておりました。
が、この件は、寄付を申し出られた立花氏ご自身が、寄付の存在を明らかにされたので、プライバシーを放棄したと考え、コメントをさせていただきます。

動画上で、立花氏は、森友学園理事長　籠池町浪に関連して、以下の3点について述べられておられます。

1. 立花氏は、「NHKから自国民を守る党」から8400万円を借りて、森友学園理事長 籠池町浪に条件付きの寄付の提案をした。
   籠池町浪は、これを受諾した。
2. 立花氏は、この8400万円を森友学園理事長　籠池町浪に渡したが、管財人が受け取りを拒否し、実際には弁済に使われなかった。
3. 弁済に使われないので立花氏が返済を求めたが、返済をされず、籠池町浪とも連絡が取れない。

これについて、以下の通り申し上げます。

1.「立花氏は、「NHKから自国民を守る党」から8400万円を借りて、森友学園理事長 籠池町浪に条件付きの寄付の提案をした。籠池町浪は、これを受諾した。」について

確かに、立花氏から籠池町浪に8400万円の寄付を頂戴しました。
が、寄付の申し出があった時には、籠池町浪は立花氏に「政党のお金ではないですね？　政党のお金なら受け取れませんから。」「今現在借用であればお受けしていない」と念を押し、立花氏の私財から拠出すると言うお返事を頂戴した上で受け取っております。

2.「立花氏は、この8400万円を森友学園理事長　籠池町浪に渡したが、管財人が受け取りを拒否し、実際には弁済に使われなかった。」について

先日の記者会見でも明らかにしたとおり、管財人がこの寄付の受け取りを拒否し、挙句に裁判所に休園届けを出すと言う措置に出られました。
そのため、寄付金は宙に浮いた形になりました。が、そのお金は籠池町浪は保管しておらず、弁護士に保管をお願いしております。

3.「弁済に使われないので立花氏が返済を求めたが、返済をされず、籠池町浪とも連絡が取れない。」について

立花氏から当該8400万円の返還の申し出があった時には、籠池町浪は返還するとお返事を申し上げ、先日、返還の手続きを終了しました。
この件は立花氏の代理人から、今後は立花氏とは弁護士を経由して連絡をするようと言う通知書を頂戴しているので、籠池町浪は立花氏に直接、ご連絡をするのは差し控えておりました。

なお、一般論として、森友学園の現状を知った篤志家から多額の寄付を頂戴する話は多数頂戴しておりますが、経営権の譲渡など、条件付きの寄付は原則として、お断りしている次第です。
昨年11月中旬より、立花氏が寄付は条件付きである、寄付ではない、党のお金であると御発言を変えられていったこと等、私の存じ上げない話が出てまいりました。
そうであるならば政治資金収支報告書にも関わりますでしょうし、私自身政党のお金などには関与・関知しておりませんことご理解くださいませ。

立花氏については、いわゆる森友学園の国有地払い下げ問題について、真相を究明する努力をされていることには心から敬意を表します。が、今回の一連の発表については困惑を感じております。
特に、前理事長夫妻との電話での会話を録音するのはよいとしても、一部だけを公開することは事実を正確に伝える観点からも残念なやり方だと思います。
公開するならば、最初から最後まで公開しないと全容がわからないのではないでしょうか。

報道関係者の皆様や、塚本幼稚園の皆様、塚本幼稚園関係者の皆様におかれましては、以上、ご理解のほどお願い申し上げます。

学校法人森友学園
理事長 籠池町浪