閉園の報道について|新着情報|塚本幼稚園幼児教育学園

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ニュース 閉園の報道について

この度は、塚本幼稚園閉園の報道について、世間の耳目を集めることなり、
結果的に関係者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思います。
管財人をされておられる疋田 淳弁護士(以下、管財人とさせていただきます。)さんの一連の行動には、私共も困惑しているところです。

しかしながら、現場にいる人間から見て、記者会見での管財人のご発表の内容には承服できない点があります。
このままでは管財人側の一方的な主張が世間に流布する危険性がありますので、
ここに塚本幼稚園 理事長 籠池町浪ならびに職員の見解を、
管財人への反論という形で皆様にお伝えしたいと思います。

さて、令和3年1月20日に管財人が突然、記者会見を開き、塚本幼稚園を閉鎖するという発表を行いました。
報道によれば、閉園の理由としては、以下の3点を管財人が言われたと承知しております。

  1. 新規の入園者数が減少し、退園する児童も続出していて、在園児童数が減っている。
  2. 園児の減少に伴い、財務状態が悪化し、毎月300万円もの赤字が出ている。
    財務状況が悪化し、経営の好転が望めない。
  3. 管財人が理事長と連絡を試みても、返答がない。

したがって、閉園するしか選択肢がなく、管財人が裁判所に申請を出して許可を得たそうです。

しかし、管財人のご発言は、私どもの認識と全く異なります。

1.「新規の入園者数が減少し、退園する児童も続出していて、在園児童数が減っている。」
という管財人の主張へは以下のように反論します。

私共は新規園児募集目的の行事を企画しましたが、管財人から当該行事の実施許可を頂戴できませんでした。
その理由をお尋ねしても、ご返答はいただけませんでした。

結果として、大幅な入園児の減少を見ましたが、これはどう見ても新規園児募集目的の行事が行えなかった点に原因があると思います。
すなわち、管財人の当該企画の不許可が新規入園者の減少という結果を招来したと言えるでしょう。

それを現場の責任のように言われるのは、どう見てもおかしいと思います。

2.「園児の減少に伴い、財務状態が悪化し、毎月300万円もの赤字が出ている。」
という主張については、以下の通り、反論します。

まず、毎月300万円もの赤字が出ているというのは誇大な数字です。
園児は減少しましたが、行政からの補助金や経費の節約、職員の給与の引き下げによりいわゆる営業収支は黒字です。
問題は営業外収支であり、これは赤字の時もありますが毎月300万円というのは誇張です。
さらに申し上げると、管財人報酬は毎月70万円も幼稚園の収益からお渡ししております。
そしてさらには毎年している補助金申請の令和2年度申請においても、管財人は行政に提出しておりません。

後ほど申し上げる通り、管財人はほとんど幼稚園の運営に参加されず、それどころか幼稚園の現場にお越しになることもありません。
幼稚園の運営で赤字が出るというのなら、管財人の報酬もそれなりの金額にご再考いただくのが筋だと思います。

「財務状況が悪化し、経営の好転が望めない。」という理由も納得できるものではありません。

過去、塚本幼稚園の建学の理念に共鳴してくださる方々から、何度も多額の寄付のお話を頂戴しました。
ところが、管財人は、この寄付の受け取りを拒否し、そのために 債務がそのまま残っております。
もし、これらの寄付をそのまま頂戴できれば、債務の大半は弁済できたはずです。

これを私共の責任のように言われるのは、少々、心外であります。

3.「管財人が理事長と連絡を試みても、返答がない。」 というご指摘には、驚くしかありません。

私共は、管財人からのご連絡には可能な限りご返答をさせていただいておりました。
それにも関わらず、管財人がこのようなご発言をされたのは信じられません。

今回の塚本幼稚園休園の裁判所の申請許可も、理事長がたまたま裁判所に書類の謄写に行って書類を見て初めて知ったぐらいで、
管財人からの事前のご連絡は一切、ありませんでした。

本来なら、記者会見の前に職員に事情を説明するのが筋ではないでしょうか。

このような状況で、冒頭のような発言をされたことには憤りを感じております。

私どもは、法律には素人ですが、子供たちのため、幼稚園運営には全力で関わっております。
私共は、管財人には、法律の専門家として尊敬もし、信頼もして参りました。
が、管財人は私共のお願いには反応は鈍く、激昂した管財人から理事長が「お前」呼ばわりされることもありました。
その挙句、このような非道な仕打ちを受けた事は、とても残念に思っております。

記者会見以降、在園生の保護者から塚本幼稚園が大好きです。
来年も通わせ続けたいといったお言葉やお手紙をいただいております。
幸せな限りです。

以上、長々と書き連ねましたが、皆様におかれましては、管財人の一方的な主張にとらわれることなく、真実を知ってくださるようお願いします。

現在、私共は弁護士の方にお願いをし、裁判所や監督官庁に管財人の休園の申請を受理しないように手続きをしております。
また、広く世論に訴え、管財人の休園の主張には正当性がないことを訴えてまいります。

そのために、私共は休園ならびに閉園反対の署名活動を展開しておりますが、
皆様におかれましても伝統ある塚本幼稚園存続のため、応援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

学校法人森友学園
理事長 籠池町浪

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